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山崎努主演、寺山修司監督の傑作映画『さらば箱舟』がDVDで蘇る!不朽のメッセージを今、改めて

『さらば箱舟』とは?

1983年に公開された、寺山修司監督作品『さらば箱舟』。山崎努さんをはじめとする豪華キャストが、社会の底辺で生きる人々を描き出した異色の青春映画です。長らく映像ソフト化を待望されていましたが、ついにDVD化が実現しました!

あらすじ

舞台は、瀬戸内海の島。主人公の男(山崎努)は、過去の出来事から故郷を離れ、孤独に生きています。ある日、男は、過去に彼を苦しめた男の息子である少年と出会います。少年との交流を通して、男は、過去と向き合い、生きる意味を見出していく…という物語。

なぜ今『さらば箱舟』なのか?

現代社会にも通じるテーマが、寺山修司ならではの詩的な映像と演出で描かれています。格差社会、貧困、孤独、そして人間関係。これらの問題は、今もなお私たちを取り巻いています。本作は、そうした問題に、深く鋭い視線を向け、私たちに問いかけます。

また、山崎努さんの演技も圧巻。社会の荒波にもまれ、傷つきながらも、力強く生きようとする男の姿は、見る者の心を揺さぶります。

他の寺山修司作品との比較

寺山修司監督作品には、『アンダルシア女王』や『帝国の倒産』など、数々の傑作があります。これらの作品と比べると、『さらば箱舟』は、より人間ドラマに重点が置かれていると言えるでしょう。寺山作品特有の幻想的な世界観は残しつつも、より現実的なテーマを掘り下げています。

例えば、『アンダルシア女王』は、退廃的な美学が際立つ作品ですが、『さらば箱舟』は、より泥臭く、人間味あふれる作品です。どちらも素晴らしい作品ですが、好みが分かれるかもしれません。

DVD版の見どころ

今回のDVD化では、オリジナルマスターを丁寧にリマスター。より鮮明な映像で、本作の世界観を堪能できます。また、ブックレットには、寺山修司監督のインタビューや、作品解説などを収録。

まとめ

『さらば箱舟』は、寺山修司監督の代表作の一つであり、日本映画史に残る傑作です。社会の矛盾や人間の孤独を描き出しながらも、希望の光を見せてくれる、感動的な作品です。ぜひ、この機会にDVDで本作を鑑賞し、その不朽のメッセージに触れてみてください。