PlayStation Vita Wi-Fiモデル コズミック・レッド (PCH-1000 ZA03) レビュー
かつてゲーム界を席巻したPlayStation Vita。その中でも特に人気が高かったのが、鮮やかなコズミック・レッドのモデルです。残念ながらメーカー生産は終了していますが、今でも中古市場で手に入れることができ、その魅力は色褪せていません。今回は、PS Vita Wi-Fiモデル コズミック・レッド (PCH-1000 ZA03) を実際に使用した感想を、メリット・デメリットを含めて詳しくレビューしていきます。
PS Vitaの第一印象
手に取った時の第一印象は「コンパクトで美しい」でした。コズミック・レッドの色味は、写真で見るよりもずっと鮮やかで、所有欲を満たしてくれます。5インチの有機ELディスプレイは、PSPや3DSに比べて圧倒的に綺麗で、ゲームの世界に没入しやすいのが特徴です。
実際に遊んでみて
PS Vitaでプレイしたゲームは、主にダウンロード版のインディーゲームや、過去のPSP/PS1のゲームです。インディーゲームは、Vitaのコンパクトさとの相性が良く、電車の中やカフェなど、場所を選ばずに楽しむことができます。PSP/PS1のゲームは、リマスターされたものが多く、Vitaの美しいディスプレイでプレイすることで、新たな感動を味わうことができます。
特に印象に残っているのは、『アンダーテイル』です。このゲームは、Vitaのタッチパネルを活かした独特のゲームシステムが特徴で、Vitaでプレイすることで、より深くゲームの世界に没入することができました。
PS Vitaの主な機能
- 高画質ディスプレイ: 5インチの有機ELディスプレイは、鮮やかで美しい映像を表示します。
- タッチパネル: 前後両面にタッチパネルを搭載しており、ゲームの操作やブラウザの閲覧に便利です。
- モーションセンサー: 6軸のモーションセンサーを搭載しており、体感型ゲームを楽しむことができます。
- Wi-Fi接続: Wi-Fiに接続することで、オンラインゲームやインターネットブラウザを利用することができます。
- メモリーカード: ゲームのセーブデータやダウンロード版のゲームを保存するために、専用のメモリーカードが必要です。
競合機種との比較
PS Vitaの競合機種としては、任天堂の3DSシリーズが挙げられます。3DSは、立体視機能や豊富なゲームラインナップが特徴ですが、PS Vitaは、より高画質なディスプレイやオンライン機能に優れています。また、PS Vitaは、PSP/PS1のゲームをダウンロードしてプレイすることができるため、過去のゲームを楽しみたいユーザーにとっては魅力的な選択肢となります。
例えば、Nintendo Switchは携帯ゲーム機としても家庭用ゲーム機としても利用できますが、PS Vitaのようなコンパクトさはありません。Steam DeckはPCゲームを携帯できる強力なデバイスですが、価格帯が大きく異なります。
メリットとデメリット
メリット:
- コンパクトで持ち運びやすい
- 高画質な有機ELディスプレイ
- PSP/PS1のゲームをダウンロードしてプレイ可能
- 豊富なインディーゲーム
デメリット:
- メーカー生産終了
- メモリーカードが別途必要
- オンラインサービスの一部が終了
まとめ
PlayStation Vita Wi-Fiモデル コズミック・レッド (PCH-1000 ZA03) は、メーカー生産は終了しましたが、今でも十分に魅力的な携帯ゲーム機です。特に、過去のPSP/PS1のゲームを楽しみたいユーザーや、インディーゲームを気軽にプレイしたいユーザーにとっては、おすすめの機種です。